Flow for kintone のフロー編集 ― 条件ノードの挿入とエッジの付け替え

この記事で解説すること

フローは最初から完璧には作れません。動かしてみて「やはり条件を追加したい」「別のノードに接続し直したい」という場面は必ず出てきます。

この記事では、作成済みのフローを後から編集するための基本操作を解説します。

  • 既存フローへの条件ノード挿入と、その後のエッジ(接続線)の削除・付け替え
  • 条件エディタ内での条件カードのグループ間移動(ドラッグ&ドロップ)

想定シナリオ:「高確度または内示」の案件に通知を送るフローが既に動いている。後から「商談フェーズが変更されたときだけ通知する」という条件を追加したい。


キャンバス操作:条件ノードを挿入する

ノードを追加する位置

既存フローの途中に新しい条件ノードを挿入するには、追加したい接続の手前にあるノードの出力ポートを使います

各ノードの右端には出力ポートがあり、IF条件ノードには ✓(はい)×(いいえ) の2つがあります。それぞれのポートにある「+」ボタンをクリックすると、その先に新しいノードを追加できます。

挿入後にエッジが切れる

新しいノードを追加すると、元の接続先(通知アクションなど)への接続は自動では引き継がれません

タイミング 接続の状態
追加前 高確度または内示 ✓ → 通知アクション
追加後 高確度または内示 ✓ → 商談フェーズ変更検知(追加) 通知アクション(宙ぶらり)

このため、古いエッジを削除して新しいノードから接続し直す操作が必要です。


キャンバス操作:エッジを削除する

不要になった接続線(エッジ)を削除するには:

  1. キャンバス上でエッジ(接続線)をクリックして選択する
  2. エッジ上に表示されるゴミ箱アイコンをクリックする
フロー編集 — エッジ削除操作。「高確度または内示」条件ノードから通知アクションへのエッジにゴミ箱アイコンが表示され、新しく追加した「商談フェーズ変更検知」ノードがキャンバス上に見えている状態

エッジはノードではなく線そのものをクリックして選択します。ノードが密集している場合は少しズームインすると選択しやすくなります。


キャンバス操作:エッジを再接続する

削除したエッジの代わりに、新しい接続を引きます。

  1. 接続元ノードの出力ポート(✓または×の丸)にカーソルを合わせる
  2. ポートからドラッグして接続先ノードにドロップする

「商談フェーズ変更検知」の ✓(はい)出力から通知アクションへドラッグすると、変更検知条件を通過した場合だけ通知が送られる構成になります。

フロー編集完成形 — レコード保存後トリガー→高確度または内示→商談フェーズ変更検知→高確度・高売上 上長通知の4ノード構成

条件エディタ操作:条件カードをグループに移動する

条件エディタ(「条件を編集」ダイアログ)内で、すでに追加済みの条件カードを別のグループに移動するにはドラッグ&ドロップを使います。

操作手順

  1. 「+グループを追加」をクリックして子グループを作成する
  2. 移動したい条件カードの左端にある ⠿(6点ハンドル)にカーソルを合わせる
  3. ハンドルをドラッグして、移動先のグループ枠内にドロップする

ドラッグ中は青い点線のドロップ先枠が表示され、どこに挿入されるかをリアルタイムで確認できます。

条件カードのD&D移動 — 「売上 以上 1000000」カードを子グループ内にドラッグ中。青い点線枠がドロップ先を示し、子グループ内に確度条件がある状態

なぜD&Dが必要か

「+グループを追加」でグループを作っても、既存の条件カードは自動でグループに移動しません。グループを追加した後に、該当の条件カードを手動でドラッグして移動する必要があります。

これを使うと「フラットに並べた条件を後からネスト構造に整理する」ことができます。


まとめ

操作 手順
既存フローへのノード挿入 手前ノードの出力ポート「+」をクリック
エッジの削除 エッジをクリック → ゴミ箱アイコン
エッジの再接続 出力ポートからドラッグして接続先にドロップ
条件カードのグループ移動 ⠿ハンドルをドラッグして対象グループにドロップ

フローの編集は「追加 → 古い接続を削除 → 新しく接続し直す」の3ステップが基本パターンです。最初から完璧なフローを目指さず、動かしながら条件を足していくアプローチでも、この操作を知っていればいつでも構成を変えられます。

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